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音楽療法士と音楽隊員(ピアニスト)が活躍する養護学校を訪ねました。

(2004年7月8日 訪問)

ここは、Centre Talibou Dabo de Gran Yoffと呼ばれる、ダカール唯一の公立の養護学校です。
1981年に設立され、現在では幼稚園部には90名前後、そして学童児が100名以上いるそうです。肢体の不自由な子から、目の見えない子、聞こえない子、脳に障害のある子、それぞれのハンディを持った子ども達が集います。私の専門でないので詳しくは不明ですが、ぱっと見た感じでは、重度の障害を持つ子はいないなと思われました。ちゃんと普通に(特別介護なしに}授業を受けられる子が集っているようです。
ダカールの養護学校はここのほか、ワッカムにあるクリスチャン系の私立の学校しかないそうです。たぶんこちらの学校に入れない子供たちも多いだろうなと思われました。こちらは何人くらいの生徒か聞いてみたところ、不明。あまり交流はなさそうです。

早速出迎えてくれたのは、M.Dioup (ムッシュー ジオップ)。こちらの学校の先生の1人です。フランス人の作業療法士オレリーさんも出迎えてくれました。オレリーさんはダンナさんがダカール赴任が決まったのをうけ、一緒にこちらにやってくることになったそうです。そしてこの養護学校で働くことに。一緒に写っているのはこちらの生徒で、人懐っこいクンバちゃん。

校長先生にちょっと挨拶して、教室は自由にみてもいいよ、写真もOK。ということでフラフラ歩き回りました。こちらはまだ2ヶ月児の息子も連れていますが、簡単に教室に入れちゃうのがセネガルのいいところですよね。
教室は、ちょっと廊下を歩くと5.6部屋くらい。1クラス30名くらいいて、熱気むんむんといった感じ。みんな机に座ってなにやら勉強している模様。
トイレでは、お掃除のおばちゃんが自分の子供を2人連れてどっかり座っています。中庭にはちょっとしたジュースや食べ物を売っているおばちゃん達とその子供たちが戯れています。、これらの学校関係の雇用人の子供たちも授業に出入りしているのが笑えました。うーん,セネガル。
ついでに私の息子(2ヶ月児)も授業に参加することになりました。



 一番奥が今回の音楽療法の授業が始まる教室。

さて今回の取材のメイン、この養護学校でで活躍するのは、音楽療法士の金澤朋子さん(写真右)と海外青年協力隊員で ピアニストでもある柴田敦子さん(写真左奥。ちょっと暗くてごめんなさい!)のお二人です。

週二回、こちらの養護学校で音楽療法の授業を担当されています。
さすがに30名いっぺんには音楽療法の授業はうけられないので、8名前後の子供が集まりました。

さぁ、ピアノの音がきこえてきました。授業が始まる期待感と、ベビーをつれてきたた変な日本人のおばちゃんがいるので、ちょっと興奮気味か。


Bonjourの歌で始まって、早速自分の名前を言う練習。 
ハンディがあってこれが難しくてできない子もいるけど、
見てください、この一生懸命な表情を!
      ↓
そして アルファベッドで記載された名札から自分の名前を探します。↓




















←太鼓(ジュンベ)の番になると、おてのもの。得意なリズムを披露してくれます。






授業の最後の方になるとおとなしい子ものりのり。立ち上がって踊りまくります。 →








←のりのりのグループ


1時間半くらいで授業はおわりましたが、授業が終わってもみんな教室の外にはでたがらず、まだまだ続けてしてほしい様子。
本当に楽しかったんだと思います。











次の時間はもう少し大きい子のクラス。1人最初ッからのりのりの子が、親指をたててイエーイしながら教室に入ってきました。
1人車椅子の子がいましたが、もう1人がさりげなく席に誘導してあげていました。
             

大きい子の授業は、もう少しカリキュラムが高度になっていて、男の子が何人いるかとか数をかぞえたりしていました。太鼓やバラフォン(木琴)も登場。それぞれ即興で弾いてくれます。大きい子は特に男の子はやはり羞恥心が発達するので、歌をうたったりするのは恥ずかしいのかと思いきや、みんな終始のりのり。1人すごーくおとなしくて全然表情がかわらない子がいて、この子も授業で笑うようになるんだろうかと気になっていたところ、ジュンベの演奏で先生と調子がぴったんこあうと、ニヤーと笑っていました。

私はというと、家に帰っても、金澤先生の「Kumba, トゥグル djembé〜」というウォロフ語に訳した美しい歌声が頭の中をかけめぐっていて、Happyな一日でした。

Jere-jef, les enfants du Centre Talibou Dabo,
ありがとう,金澤さん,柴田さん。
                (金澤さん,柴田さんは04年夏にご帰国されました)