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ダカール出産事情(4) 無痛分娩、分娩施設、ノンストレステスト

フランス式の出産と日本の出産で大きく違う点は無痛分娩(péridurale)の普及度ではないでしょうか。

第一子をニューヨークで産んだときも、無痛分娩を選択するカップルが多かったのですが、私は当時は自然分娩を一回経験してみたいということで、無痛分娩を選択しませんでした。しかし7、8時間の陣痛の未(初産にしては短い)へとへとでベッドから起き上がることができず精根尽き果てていた私とは違い、他の妊婦さんは出産後数時間で平気で元気に病院内を歩き回っていた! これも無痛分娩か自然分娩かの差ではないかとかんぐっております。しかもアメリカでは48時間後には退院させられるし、こんなフラフラだったら本当にやっていけません。

さて、ここセネガルの首都ダカールにあるClinique de la Madeleine。
聞いてみると、昨年の同クリニックでの出産ケースは822件。そのうち、無痛分娩でうまれた子の割合は、29.1%だそうです。思っていたよりも少ない数字でした。
来ている妊婦さんはフランス人のほかにセネガルやアジア人も多くいるので、フランスでの平均値(6割)より低い数字となったのではないかと個人的な所感を持ちました。

さて今回は分娩室等のクリニックの施設を見学してきました。
分娩室(la salle d'accouchement)は2部屋、陣痛室(la salle de travail)も1室。分娩室と陣痛室合わせて3つしかないので、ここで少し不安になりました。年間に822人の子どもが生まれるって言うことは、一日平均2−3人は生まれているわけで、分娩が重なった場合はどこで産むんだろう?
ここで私を弱気にさせたのは、最初の子どもののお産時のトラウマ。ニューヨークで産んだのですが、この時は産気づいている妊婦さんがわんさかわんさかいて、とても困った!そこはNYUという大学病院で、テレビやジャグジーなどのきれいな個室の分娩室がたくさん完備、予備の分娩室とまたその予備の予備の分娩室もあったにもかかわらず、私は空き部屋待ちの状態でうんうんと生まれるギリギリまで廊下で陣痛に耐えておりました。あの状態だけは今回は避けたい。と思っていますが現在のところ手立てはなし。Que sera seraですね。

38週になって、空いている分娩室の1室でノンストレステストをしました。こちらではmonitoringといっているようです。ベッドに寝転がり、おなかに機器をつけられておなかの張りと赤ちゃんの動き及び心拍との関係を見るようです。
赤ちゃんがうごいたらボタンを押してくださいねーと言われ、1人分娩室に取り残されること15分。上向きでずっと寝ているのはつらいです―。そのうち、となりの分娩室からアフリカ大陸全土に轟きわたる元気な泣き声が聞こえてきました。赤ちゃん誕生! あー、この感動をもう少しで味わうことができるのねと私も感慨にひたっておりました。その間、近くの待合室にいた私の母はというと、ものの15分で私が赤ちゃんを産んでしまったかと雑誌を取り落としアタフタとあせっていたそうです。そんな簡単にいけばいいんですけどねェ、出産って。
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