フランス語圏や英語圏での出産や育児に役立ちの情報をまとめたサイトです。「フランス語圏で出産するー妊婦に必要なフランス語」というメルマガ(終了)を基に編集しました。
海外での子育て>ダカール出産事情 2.血液検査

ダカール出産事情(2) 血液検査

◆セネガル 出産・妊娠事情1◆
定期検診が始まりました。最初は血液検査からです。
さて、ここはダカールのClinique de la Madeleine.
血液検査、尿検査は、同じクリニック内にあるunité de biologie médicaleで出来ます。心配された注射器も新品を使ってくれて、しかもその血液の抜き方がこれまで経験したなかで一番うまい。あっという間にとってくれて、ありがたかったです。

以下、検査した内容です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
風疹抗体の有無 (Rube'ole IgG, IgM)
トキソプラズマの抗体の有無  (toxoplasmose IgG, IgM)
HIV検査
サイトメガロウィルスの有無(Cytomegalovirus)
B型肝炎抗体の有無 (Hé'patite B)
C型肝炎抗体の有無 (Hépatite C)
血液成分の検査 :Leucocytes(白血球), Lymphocytes(リンパ球), Hemoglobine(ヘモグロビン)など
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私はこの血液検査の結果貧血と診断され,以来、鉄剤とビタミン剤を処方されました。以後、出産に至るまでこの総合ビタミン剤を飲んでいましたが,体が非常に楽で,快適に過ごせる事ができました。第1子を妊娠していた時はアメリカにいたのですが,ビタミン剤を処方されてもナチュラルが一番と信じ,これを飲まずにおいていたら階段をのぼるにも息がきれるし,体は重いし、夜は足はつるしで,妊娠中毒症にはならないまでもかったるい妊婦生活でした。今回は,素直にビタミン剤を飲んだおかげか,競歩でダカールの街を闊歩しても息もあがらず,非常に体調がよかったです。足のつりもありませんでした。

トキソプラズマの抗体を私はもっておらず、ダカールの先生はそれを一番心配していました。お肉は良く焼くように、なるべく外出先で生の野菜を食べないようにときつくいわれ、また、検診ごとにトキソプラズマの抗体検査が義務付けられました。どうやら、フランスではトキソプラズマの抗体をすでにもっている人が多いらしく(8割以上)、日本では抗体を持っている人は少ないようですね。

また、妊娠初期の頃は雨季だったこともあり、妊婦でも飲めるというマラリア予防薬を処方されましたが、途上国生活十数年以上のキャリアをもつ我が夫曰く、「自宅周辺にはマラリアを媒介するハマダラ蚊はいない」。。。。結局なんだかんだといって飲みませんでした。
今のところマラリアにもかからずに無事に過ごしています。ダカールで一戸建てに住む妊婦さんはやはりマラリア予防薬を飲んでいました。

B型肝炎の予防接種はダカールにきてから打とうと思っていたところ、妊娠が先にきてしまい、結局抗体なしで出産することになりそうです。実家から同じ血液型の母が出産時にダカールにくることになるので、万が一輸血の必要があるの場合は母にお願いしようと思っていましたが,このような輸血経路はセネガルにおいても違法なのだそうです。やはり、妊娠の可能性のある人はちゃんと予防接種を完了してきたほうがいいですね。自省をこめて。

ダウン症の検査は、日本ではどのくらい普及しているのでしょうか?
最初は血液検査でその可能性を判定し、可能性が高かったら、羊水検査をするらしいのですが、私としては、検査は必要なしと判断しました。第一にこの検査はダウン症の子だと確定ができるわけではなく,あくまで確率の高さを測定するだけなので,かえって自分を迷わせるだけではないかと思いました。又,仮にダウン症の子だと確定できたとしても,それで自分は堕胎を選択するかというと,そ
れは私の倫理としては受け入れ難い。ということで私の出した結論は"Non."
そしたら、こちらのおちゃめな私の担当医Dr.Aidibe,「Pourquoi?Votre religion?(どうして?宗教上の理由?)」と聞いてきました。
うーん、確たる宗教心を持ち合わせていない私は「mon choix.(自分の選択で)」と答えました。ドクターは大きくうんとうなずいていたのですが、わかってくれたのでしょうか?
Copyright© 2008 BANABAN int'l.com. All rights reserved.